アラビクは大阪市北区中崎町にあるブック&ギャラリーカフェです。
http://www.arabiq.net/



現在の営業形態について

 日本では落ち着いてきたかのようですが、依然ヨーロッパではコロナウィルスによる感染者は増加しているようです。「コロナは風邪と一緒」なのかどうかはまだデータが不足しており、一般市民サイドでは判断できませんので、市中の喫茶店として、感染対策を継続します。「経済を回す」方針も大切ですが「クラスタ」となった店舗は悲惨な扱いを受けることだろうと思います。

 

 基本的には「今日会う誰かは感染者である」という前提のもとで方針をアップデートしています。


◆営業全般について


 営業時間は、しばらくの間 午後13:30〜20:00(火・水休、作品展の会期中は水曜休。ネットショップでの作品販売は継続)とします。ただし、展覧会会期中は開催要項に準じます。

・営業時間を短縮中し、午後8時までとしています。社会情勢に鑑み、営業時間等の開店の形式を急遽変更する場合があります。

・来店時にマスクをご着用ください。入店時に手を備え付けのアルコールジェルで消毒していただきます。

・店内の書籍の試し読み等は原則としてお断りしています。

 

 

◆喫茶営業について

 

・喫茶部門は「密」を避けるため、土間の9席のうち、5席までの利用とします。また、向かい合っての座席の利用はできません。

 

・密をさけるため、3名様以上での喫茶のご利用をお断りしています。「席をばらばらにして」等の対応はいたしかねます。

 

・お席のご利用は1時間以内とします。

 

・満席でなくてもご入店をお断りする場合があります。

 

 

◆展示について

 

・ギャラリーでの展示については、原則として事前にご予約をいただきます。
 http://arabiq.net/contact にて来店予定時間をご連絡ください。
 (他のお客様がいない場合、ご覧いただくことは可能ですが「密」を避けるためギャラリーに3名以上となる場合、ご入店をお断りします。また、ご予約のお客様を優先し、ご予約なしのお客様はご退店いただく場合があります。

 ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

珈琲豆が変わります

 2019年はうららかにはじまりました。寒いのかな。モスクワの氷点下を経験した今は、よくわかりません。モスクワで着ていたジャケットで気温5度の大阪を歩くと汗をかきます。

 

 さて、2007年の開業以前からプライベートでお世話になり続けていた天秤珈琲(http://tenbin.com/)さんが休業されることとなり、メニューの一部を変更することとなりました。天秤珈琲の町田さん、ありがとうございました。

 

 現在の天秤珈琲の在庫が無くなり次第、新しいメニューに切り替わっていきます。

 

 基本となる珈琲が3種類、という路線は変わりません。季節の珈琲と水出珈琲は変わらず、千葉のさかもとこーひー(http://www.sakamotocoffee.com/)さんに焙煎をお願いしています。また、各種アレンジ珈琲も変わらず。

 

 ブレンドには新たに札幌のアトリエ・モリヒコ(https://www.morihico.com/)さんの豆を使用することにしました。

 

 ホットコーヒーのメニューは以下の構成とします。

 

ロッソ(赤)

 情熱の甘い赤。完熟した真赤なコーヒーの実を、カラメル化するまで深く焙煎した甘味の強い珈琲豆をたっぷりと使います。

 

ネロ(黒)

 キレと苦みのストロングな黒。オプションでダークラム、カルヴァドス(各500円)などの甘みの強い蒸留酒とあわせるのもお薦めです。

 

季節の珈琲

 浅〜中煎り。マイルドでフルーティ。産地にこだわったクリーンな味。約2週間ごとに銘柄が変わります。

 

 それでは、今後とも珈琲舎アラビクをよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

お持ち帰り、はじめました。
 伊達メガネはオシャレじゃなくて花粉対策ですlaranjaです。

晴れの日と雨の日を繰り返し、確かに春めく今日この頃、
アラビクでは珈琲をお持ち帰りしていただけるようになりました!

お店でゆっくり飲む時間はないけど、
でもでも美味しい珈琲が飲みたいの。とか
ちょっと寄り道アラビクへ……って満席ですわどうしましょう。とか
そんなときもアラビクの珈琲を諦めないでくださいな。

注文表をお店の入り口に吊っておりますので、
チェックボックスにチェックのうえ
スタッフにお申し付けください。

なお、カップなどのゴミを
必ずお持ち帰りくださるよう、お願い致します。

それでは、みなさまのお越しをお待ちしています。
秋のアレンジ珈琲
 すっかり更新をできてゐませんでした。秋ですね。最近なにをしてゐるかといふと、済美公園でねこをからかひながらマイカップに淹れた珈琲を飲んだりハトに襲われたりしてゐます。心なしか動物たちも太ってゐるやうな。

 果物の美味しい季節。フルーティなアレンジコーヒーに挑戦したくなりました。


 
 
 甘酸っぱい、狙ひ通りの味になりました。フォームドミルクの上に散らしてゐるのは苺のクランチ。ガラスのカップにはラズベリー、クランベリーなど5種類のベリーでできたジャム。さらにクランベリーソースでかをりづけしてゐます。
 相変はらず名前を付けるのが苦手です。ベリー・ラテでいいでせうか。
ローズハニーラテ

 YOUCHAN個展「文学山房 おおさか秋の陣」はいよいよ明日からです。小説の世界を一枚のイラストに凝縮して表現した作品たち。読んだ小説、まだ読んでいない小説があると思いますが、イラスト作品を見る時、それぞれ違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

 さて、アラビク庭の薔薇たちは、小ぶりながら花をつけ始めました。夏の炎暑に耐え、室外機の熱風に耐え、けなげで強い薔薇たちです。秋の薔薇メニューを考案しました。「ローズハニーラテ」です。


 当店のどっしりしたこくのある珈琲は、牛乳やローズシロップに負けない風味。牛乳と砂糖の味しかしないラテとは三味ほど違います。650円でのご提供です。



 底には、蜂蜜とローズシロップが淡いピンク色に光っています。一口めは温かい牛乳、二口めは珈琲が香り、底からかき混ぜていただくと薔薇の上品な甘さと芳香、蜂蜜の濃厚な甘みが珈琲と溶けあいます。
 後ろの一輪の薔薇は、店の前に植えてある紫燕飛舞(つーやんふぇう)というチャイナローズ。まだ小さい苗で少しずつしか咲きません。

 個展へお運びくださった皆様、ご覧いただいた作品を思い出しながら、薔薇のラテをいかがでしょうか。なるほど、アラビクで薔薇ね、と首肯をしてくださいませ。

アイス・ローズ・カフェ

 昨年ご好評をいただきましたローズ・カフェを、改良してご提供開始しております。下からローズ・シロップ、ミルクとバニラアイスをシェイクしたもの、水出し珈琲と層になっており、綺麗なグラデーションとなります。

すでにこの薔薇のドリンクにはファンの方がいらっしゃるようで、大変うれしく思っております。ぜひ、ご賞味ください。

武骨屋さん
  長い間行くことができていなかった神戸栄町の珈琲専心 武骨屋さんですが、どうなさってをられるかをご存知の方、ご連絡いただけないでせうか。

 今年のはじめ、交通事故にあわれた、といふことは聞いていたのですが、いつの間にか電話もつながらなくなってゐます。以前も交通事故にあはれ、それが珈琲屋をはじめるきっかけとなったと聞いていたものですから、事故状況というものを軽く考えてゐました。

 さわやかな酸味あふれる珈琲はアラビク店主が今までに飲んだ浅煎り珈琲の中で最高の味でした。断言します。最高の味なのです。ほとんど店にいけず、本当に申し訳ない。今どうされてをられるのでせうか。どうか珈琲の世界に戻ってきてください。
美味しさのためなら、こだわらない

 寒いですね。アラビクでの珈琲は、以前ご紹介したとおり、姫路の天秤珈琲と、千葉のさかもとこーひーの豆を使ってゐます。深煎りが主に天秤珈琲、浅煎りがさかもとこーひー、となんとなく使ひわけてゐるのです。
 http://arabiq.jugem.jp/?eid=345

 毎回新しい珈琲が届くと、普段当店で提供している通りのドリップ方式と、カフェプレスの両方を試してみるのですが、今回仕入れた季節のブレンド「エルサルバドル・シャングリラ」は、プレス方式が絶妙にやわらかい味わい。秋の夜長にゆっくりと楽しんでいただきたいので、この豆に関しては基本的にプレスで提供いたします。

 お楽しみに!

みるく珈琲
 寒くなってきましたね。
 本日はすこしだけ助手の仕事の一端を書いてみます。

 先日、冬用のヴィジュアル・イメージを作成するための写真を撮影しました。しかし店主にほったらかしにされたので、何を撮るか自分で決めて作ることに。簡単に作り方を聞いて、初めてみるく珈琲を作ってみました。



 なんか、もこもこしています。本当はもっとなめらかにふんわりしているものなのですが。上の写真はカップの模様が正面を向いていないので、残念ながら没です……。でもアンティークの椅子とテーブルそして本が写っているので、構図としては気に入っている写真です。

 こくのある珈琲にふわふわに泡だてたミルク。
体が冷えてしまうこれからの季節、ほっと一息したい時間にいかがでしょう。
季節限定メニュー
  夜遅く店を出ると涼しい。こほろぎの声も聞こえます。秋ですね。

 こほろぎと云ふと尾崎翠「こほろぎ嬢」……と続けたくなりますが、今日は秋の果物を使ったケーキを作ってみました。
 
 
 これは洋梨のケーキ。大ぶりな洋梨をまるまるひとつ刻んで、たっぷりのバターと卵とを併せて焼きました。バニラアイスを添へてみたところ、相性も抜群です。珈琲にもよく合ひますよ。

 といふことで、秋の季節限定メニューは季節のバターケーキ(400円)としませう。今が旬のさつま芋や無花果なども試作中。どの果物を使ったものかはアラビク店頭でおたずねくださいませ。