岡村淳さん来日!
2008.11.30 Sunday
敬愛する記録映像作家・岡村淳さんが来日され、作品の上映会が日本各地で開催されます。ブラジルに移民として渡り、当地でひとりノンフィクション作品を制作される岡村さんの作品を強烈にお薦めします。
今回は作品「あもーる・あもれいら」の上映が主になります。作品の紹介は以下に引用。
(現在の上映予定)
今回は作品「あもーる・あもれいら」の上映が主になります。作品の紹介は以下に引用。
(現在の上映予定)
日 時:2008年12月6日(土) 14:00〜 (開場:13:45)
場 所:尼崎商工会議所 7階702号室
主 催:CUM AMORE(クム アモーレ)
入場料:カンパ制
■会場住所 〒660-0881 尼崎市昭和通 3-96(阪神尼崎駅より徒歩3分)
●大阪方面から…阪神電車梅田駅より特急で約7 分
●神戸方面から…阪神電車三ノ宮より特急で約20 分
●JR利用の場合…JR尼崎駅下車,市バス「阪神尼崎行き」
●阪急電車利用の場合…阪急塚口駅下車,阪急バス「阪神尼崎行き」
■立体駐車場あり(60 台収容可能) [30 分200 円]
お問い合わせ:090 -9700 -5330(大島) 080 -3115 -6611(綱本)
あもーる あもれいら」第2部『勝つ子 負ける子』
上映時間:1時間45分
製作・構成・撮影・編集・報告:岡村淳
ブラジルの奥地の貧しい家庭の子供たちの保育園を1年間にわたって記録したシリーズ、3部作の第2作。
ブラジルの南、パラナ州にある田舎町・アモレイラは周囲を一面のサトウキビ畑に囲まれている。
サトウキビは日本など先進国のバイオ燃料の原料となる。
アモレイラの町の保育園に、日本から派遣されたカトリックのシスターたちが保育士として奔走している。
子供たちの家庭の3分の2は母子家庭であり、貧困から来るさまざまな問題が渦巻いている。
失業、麻薬・アルコール依存、売春、暴力、病気・・・
一見、元気はつらつに見える子供たちも、それぞれが大きなトラウマを抱えていた。
保育園に目つきが厳しく、激しい暴力を振るう少年がやってきた。
この少年は肉親はなく、町の孤児院から通い、腕力で自分の場を築こうとしていた。
少年はさっそくお仕置きをくらうが・・・
栄養失調の幼児へのいじめ、子供の行方不明など問題が相次ぐなかで、「あの日」からの60年目を迎えた。
アモレイラの最年長の宇田シスターは女学生時代、長崎で原子爆弾に遭いながら一命を取り留めていた。
老齢を迎え、修道院にこもる宇田シスターに、ふたたび日本語を教えて欲しいという町の教え子の依頼がきた・・・
そして、年に1度のお話し大会が始まる。
園長の堂園シスターの狙いは「子供たちが負けることを学ぶこと」。
大会の後も勝ち組・負け組の子供たちの激しい応酬が続く。
サンパウロ
岡村淳