アラビクは大阪市北区中崎町にあるブック&ギャラリーカフェです。
http://www.arabiq.net/



相場るい児作陶展「陶幻想(とうげんそう)」
  アラビクでもおなじみ、陶人形作家の相場るい児さんが、大阪は心斎橋大丸にて、個展を開催されます。

 期日 2010年7月28日(水)−8月10日(火) 
     午前10時−午後7時30分(最終日は午後5時まで)
 
 場所 大丸心斎橋店南館8階現代陶芸サロン桃青


 たくさんの作品がみられるチャンスです。アラビクでは見られない大きなサイズの作品もあるのかな。皆様、是非お運びください。

 http://tosakaneko.fc2web.com/
マダムGの館
 グレゴリ青山さんの新刊、『マダムGの館 月光浴篇』(小学館)が発売されてゐます。掲載誌は小学館の月刊少女漫画誌「フラワーズ」。この連載が続いてゐるのは、少女漫画文化の基底に、本書でも多く取り上げられてゐるモダニズム文化があるからではないでせうか。
 あるいはモダニズムと少女文化の親和性の秘密を解き明かすヒントがここにある、と云へます。探偵小説やその周辺文化を親しみやすく学べる学習漫画でもあります。


 

 右の本は藤田知浩(編)『外地探偵小説集 南方篇』せらび書房。こちらのカヴァー絵もグレゴリ青山さん。収録作家は山口海旋風、北村小松、耶止説夫、玉川一郎、日影丈吉、田中万三記、陳舜臣……日影丈吉、陳舜臣以外知らない作家ばかりで身も細るばかりです。
 少しずつ読んでゐます。
 
夏の展覧会情報

 明後日から、ART OSAKA2010が始まります。当店でも作品を展示販売中の井桁裕子氏が、大阪で初めて大きな作品を出品なさいます。客室は815号室、ときの忘れものでの展示です。

7月9日(金)14:00〜20:00(招待者、プレス、美術関係者のみ入場可)
7月10日(土)、11日(日)12:00〜19:00(一般公開)
於:堂島ホテル 8.9.10.11階 客室47部屋(http://www.dojima-hotel.com/
  〒530−0004 大阪市北区堂島浜2−1−31
受付:堂島ホテル1階(入場チケットは受付にてお買い求めください)
入場料:1000円/1 DAY PASS(1日のみ有効)
http://www.artosaka.jp/index.html

 *入場料無料のインビテーションチケットがアラビクにございます。ご興味のある方は店頭でお問い合わせください。


 黒き血の宴、ふたたび。海月氏がキュレーションを行うグループ展が、今夏再び開催されます。今回は「黒き血の宴〜幻想耽美展〜」が正式タイトルです。血が騒ぐ皆様、ぜひお集まりください。精力的にDMを設置されており、当店にもご用意いただきました。どうぞお持ち帰り下さい。

7月23日(金)〜8月3日(火)
13:00〜20:30(最終日は18:00) 水曜定休
入場無料
於:アートスペース亜蛮人(http://www.aband.jp/
  〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4−17−15
入場無料
http://blackblood2009.blog35.fc2.com/

雨音
 雨です。うっとうしゅうございます。(私の母校ではその昔、雨の日の挨拶は「うっとうしゅうございます」だったそうです。)ですが、なぜか雨の日のほうが、店のBGMを考えるのが楽しいです。雨が降っているほうが、より空間というものを意識するからでしょうか。


助手の私物のカバンサイトという石。どなたか素敵な和名を考えてくださらないかしら。写真でこの石の表情を出すのは難しいです。デジイチで撮っても縮小してしまうと駄目になるので悩ましい。雨の静けさや雨の雫のきらめきと、この石の雰囲気が合うと思います。


こちらは、当店の情報も掲載していただいた新しい中崎マップです。左がカフェと物販、右が物販のお店の情報と地図が載っています。無料で配布しておりますので、ぜひお役立てください。
有栖川有栖色紙プレゼント
 さて、再び『闇の喇叭』関連でお知らせです。現在『闇の喇叭』特設サイトにて、有栖川有栖さんのサイン入り色紙のプレゼント企画が始まっています。ぜひご応募されてみてはいかがでしょうか?
http://www.rironsha.co.jp/tokushu/yaminorappa/index.html

今回のイベント時ではないのですが、有栖川さんがサインの猫を書いていらっしゃるところを初めて拝見したとき、大層感動いたしました。当店には有栖川さん手書きのポップをご用意していただきましたので、こちらもご覧いただけたらと思います。