アラビクは大阪市北区中崎町にあるブック&ギャラリーカフェです。
http://www.arabiq.net/



coppers早川アトリエ探訪

 coppers早川さん(http://www.coppers-hayakawa.com/)のアトリエにお邪魔してきました。 アラビクでも常設中の銅作品の作家、coppers早川さんは、早川克己さんと早川篤史さんとの父子ユニット。
 ノスタルジックで未来的。銅の世界で暮らす、銅でできた生き物たちが見る、銅の夢のような作品が生まれる場所です。

 

 アトリエは中央に粉塵飛散防止用の作業台を中心に、二つに分かれてゐます。
 
 こちらはどちらでせう(笑)
 机の上に仕上げを待つ「サーカスシリーズ」の作品があります。

 作品のポートフォリオを見ながらうかがったのですが、どの作品がどちらの手によるものかは、判別不能でした。「新しいシリーズをどちらかが作ると、それにそった作品をもう一方も作りはじめる」のださう。

 反対側の作業台。中心の網が張られているのは換気扇。システマティックな作業台です。
 こちらにも作りかけの大きな作品が。整然としています。切る、叩く、繫ぐ、削る、染める、と多くの工程をこなす作業台ですが、整然としてゐます。作家のアトリエで作りかけの作品がある場合、雑然としてゐる、といふイメージがあったのですが、すっきり。


 作品集や、記念すべき最初に作られた作品も拝見したい、と申し上げたところ、すぐに見せて頂くことができました。あらゆるものが整頓されているのだな、とわが身を恥じたり……

 アラビクでの展示作品も入れ替えを行ひました。新しいキーホルダーもかわいいものからかっこいいものまで。篤史さんの腰にさげられてゐたキーホルダー、手やズボンに擦れてピカピカの風合に。革製品のように使ひ込むことで、新たな魅力が生まれてくるのです。

 coppers早川さんは2010年12月11日(土)-12日(日)に大阪・中津のラマダホテルにて開催されるアートイベント、bodaiju Festaにご出展されます。大きな作品も展示されるとのこと。わたしも作品を拝見するのが楽しみです。
 中津と中崎は徒歩10分程度の距離。アラビクとあはせておこしください。

日時 2010年12月11日(土)・12日(日)
    1日目(土)/10:00〜18:00
    2日目(日)/10:00〜19:00
展示会場 ラマダホテル大阪 5階 客室全フロアー(計50室)
入場料 1000円
http://www.ramada-osaka.com/event/bodaiju/index.html 

 リンク先をいま確認して初めて知りましたが、アラビク取扱作家から、金子國義も出展される模様。 

古本市参加中!

 本日から芦屋市立美術博物館で「芦屋のちいさな古本市」が始まっております。お運びくださった皆さま、ありがとうございます。
 昨日搬入へ向かったのですが、静かな住宅街の中に図書館やミュージアムが集まったエリアがあり、駐車場もございます。美術博物館に入ってすぐの、高い天井のスペースが会場です。ご近所のカランバさんと向かったのですが、皆さん創意工夫をこらした棚作りをなさっていました。アラビクは古い革トランクとワイン箱を展示に使っています。

 初めての即売会参加で具合がわからないのですが、早速明日、本を追加しに行く予定です。どうぞご期待ください!

 昨日搬入風景を撮り忘れたのですが、こちらのブログで雰囲気が伝わるかと思います。搬入が終わって会場内をふらふらしていたら声をかけていただいた放浪書房さんのtwitterも楽しいですね。