アラビクは大阪市北区中崎町にあるブック&ギャラリーカフェです。
http://www.arabiq.net/



サボテン巨宝丸その後
 助手laranjaです。

珈琲舎・書肆アラビクでは、人間のスタッフと共に
さまざまな植物がみなさまをお迎えしています。

そのうちのひとつ、巨宝丸というサボテンが
去る連休中に机から落下してしまいました。

しかし、ご心配は無用です。
当日中に巨宝丸は信頼のおける玄人のもとへ。
ただいまそちらで療養中です。

巨宝丸の抜けた穴を埋めるべく
新たにアラビクにやってきたのが、こちら。
ムシトリスミレ。
健気に陽光を求める花、華奢な茎、そして粘液を出す葉をもった
食虫植物です。

ムシトリスミレはカウンター席からご覧になれます。
可憐な外見と、まさに肉食系のアグレッシブさを併せ持つ
ムシトリスミレを眺めながら、
店主の淹れるアグレッシブな珈琲、ストロングブレンドなど召し上がってはいかがでしょうか。
木本黒陽『窓際』の展示について
  地震から2カ月が経ちました。未だ災害の全容が見えない日々ですが、被災地にないわたしは、自分にできることを粛々とするのが自分にできる貢献だと思ってゐます。古本募金も継続中です。

 被災地で制作活動を続けてをられる、木本黒陽さんから絵画作品をお届けいただきました。


 『窓際』(キャンバスに油彩、F0(約180X140mm))

 人形もさうなのですが、木本さんの作品は画像と実作で受ける印象が異なります。はじめて人形作品をみたときも、まずその美しさに胸をおさえたのでした。

 『窓際』は木本さんのはじめての油彩画。指をおしつけた窓、視線の先に何があるのか。派手な色彩ではないのに透明感があるのは、描かれた指や瞳のイノセントさにもよるのでせうか。
 震災前に完成した作品です。あれから、生きた、生かされたわたしたち。窓の向かう/こちら。変はってしまったもの/変はらずにあるもの。絵を前にして、わたしもいろいろなことを考えてゐます。

 木本さんのサイトで、額装もご覧いただけます。
http://0909.jakou.com/p1.html


 本作品の展示・販売は5月12日(木曜)からです。
 プライス等の詳細はcake★qa3.so-net.ne.jp(★を@に変換)にお問ひ合はせください。

 ★本作品は成約となりました。5月24日(火)までの展示となります。